6.1.2 データベースの設計
応用情報技術者試験まで69日!
以下のテキストを読みつつ、疑問に感じたことを書いていきます。
平成29年度【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本 (情報処理技術者試験)
- 作者: 大滝みや子,岡嶋裕史
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- 発売日: 2016/12/15
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設計の順番は、概念設計、論理設計、物理設計の順に行われる。
概念?論理?物理?どう違うのか?
概念設計
概念設計では、概念データモデルを作成します。
概念データモデルというのは、単にデータの持つ意味とその関係を表したものであり、
データの持つ意味やデータ間の関係を崩さずに、あるがままに表現するんだそうです。
そして、E-RモデルやUMLのクラス図を使用して記述します。
今のところ、全くピンとこない。
概念設計のデータ分析では、以下を行います。
- 必要なデータの洗い出し
- データ項目間の関連を明確化
そして、データ分析の手法として、トップダウン、ボトムアップというアプローチがあります。
トップダウンは、最初に概念データモデルを作成してからデータ分析を行います。
ボトムアップは、データ分析を行った結果として現実型の概念データモデルを作成します。
論理設計
概念データモデルは、データベースに実装出来る表現になっているとは限らないため、概念データモデルを論理データモデルに変換する必要があります。
論理設計では、その変換を行うための設計をさします。
論理データモデルは以下の3つがあり、それぞれの制約に合わせた変換を行います。
- 階層モデル
- ネットワークモデル
- 関係モデル
関係データベースを用いて実装をする場合は、概念データモデルを基にして、主キーや外部キーを含めたテーブル構造を作成します。
物理設計
論理データに基づいて、特定のデータベース管理システムを用いて、データ量やデータの利用頻度、パフォーマンス性、運用面を考慮してデータベースの物理的構造を決める設計を指します。
この章では、現実世界の物事からデータベースを作成するまでの設計手順について書かれておりました。データベースの設計というと仰々しく聞こえてしまいますが、
現実世界にある情報や構造やデータをデータベースに保存するためにはどのような形で表現出来るのかを、具体的に考えると、もっと理解度が高まるのかなと感じました。